2009年春以降にここを訪れてくださった方は方はご存じないと思いますが、我が家の息子は 独自問題を入試に課す県立高校に合格を頂きました。

息子にとっては小学生時代に入学すると心に決めた高校で、その高校目指して 頑張る!と地元公立中へ進学しました。

実際には、小学校時代仲の良かったお友達が「東大行くなら公立は駄目なんだってよ。」と言い受験塾へ行き出し、「自分も受験したい!」と訴えました。
経済事情からそれを叶えてあげる事は出来ないと諦めさせましたが、「中学受験しなければ東大に行けない」という事はないと話しました。本人が東大を意識しているかは分かりませんが、この事が地元の旧学区TOP校を目指すことになった理由ではないかと私は考えています。

しかし蓋を開けてみれば公立中では絶対評価での成績評価に苦しんだ3年間でした。 不器用で、要領も悪く、マイペース、たとえ友達であっても迎合しない性格 の一人っ子息子はこの制度で高い内申が取れるような子ではありませんでした。

定期テスト学年一位の得点でも内申は36/45。
もっともっと頑張れば!!といくら定期テストで頑張っても成績はちっとも
あがりませんでした。
絶対評価について、対策について調べても、本人の意識と器量が劇的に 変化しなければ上げられないという感触を持ちました。でも諦める気持ち は親子共にいささかもありませんでした。

自分よりテスト得点の低い同級生が好成績であり、意識をしてみても超えられないという悔しい思いから、絶対合格してやるという気持ちでいました。(だったら少しは教師に対して迎合もして欲しかったという思いが親にはありましたが)

内申によらない、入試得点のみの2次選抜枠を意識して塾に通い始めました。(内申対策は一切しない塾でしたが、中一冬期講習を試しに受けさせた時の面談で中学の成績を見せても「合格ラインまでもっていけるでしょう」と言ってくれた塾を選びました。この時のこの先生の言葉がなかったら結果は違っていたかもしれません。とても感謝しています。)

当時神奈川の場合旧学区トップ校数校で独自入試が始まったばかりでした。 全国で難易度が二番目に低いとまで言われいるらしい県共通問題では、 全教科でほぼ満点近い得点を取らなくてはなりません。1点、2点の失点 さえ許されない厳しい戦いです。

我が子には共通問題より難易度の高い独自問題の方がチャンスがあると 思われましたし、また今後上がる保障のない内申に残り実質一年半もの 間思い煩わされながら過ごす気には到底なれませんでした。

その後志望校変更など紆余曲折はありましたが、最終的には小学生 時代に志望していた高校に内申120以下/135という低いA値で後期 選抜で合格する事が出来ました。

そして間違いなく入試一発勝負の2次選抜枠での合格です。

このように内申が低くても当日の入試得点だけで合格を勝ち得る事は
出来ました。

ただし狭い枠です。

定員の2割、3割を前期選抜で募集し、残りの 後期選抜分のさらに2割程度が2次選抜枠です。
私も通塾開始時の2年生春には「2次選抜があるさ!」と期待をしていましたが、入試数か月前にはほんの30人程度の枠に果たして息子が入れるのか、自信がなくなり精神的にはかなりきつかった覚えがあります。

内申を取れていて入試に臨む方が本人にとってもはるかに楽なのです。
先に「内申120以下/135」と書きましたが、塾から申し渡されていた目標内申値が120でした。
120以下となると1次枠は厳しい…そうなると試験での失敗は許されないのですから。

息子は「後がない」という気持ちと、絶対に県立に合格しなければという信念で、
入試前は8時間近い勉強さえするようになっていました。それまでは受験生って
この程度?と親が思うほど睡眠を取っていましたが・・・さすがに尻に火がつくと急変しました
11月頃から毎日ノートにこっそり「やれるかはどうかは分からないが やらねば出来ない。」と書きつけてきたそうなのですが(上杉鷹山?)、 最後にはどれだけ合格したいかという気持ちだけが突き動かしていたように思えます。

今は全ての高校が同じ選抜方法ではありません。
入試得点を重視する高校もあれば、逆に内申を重視する高校もあります。
またその割合が半々の高校もあります。

さらに2次選抜枠でも中学校での様々な活動の記録を重視する高校も あれば、何も問わない、本番一発勝負という高校もあります。

そんなにも各高校で選抜基準が違うのに、県教委HPや高校の募集 要項に書かれてもいない不確かな情報(噂)に振り回されてしまってい る方が私の周りでは多かった!まずは志望校の選抜方法をしっかり調べてみてください。 あやふやで不安な状態で受験するのは親子共に精神的に良くないです。

絶対評価や内申に関する不評は今も変わらず耳にします。ですが今後も 評価制度が大きく変わるという話は聞きません。

学力はあるんだけど成績が…という中学生は今後もいらっしゃるでしょう。
でも決して諦めないでください。

高い壁に向かうように思えても、「絶対に合格するぞ!」という気持ちになったら 自然と勉強し出します。
結果如何に関わらず必死に取り組んだなら、それは必ず今後に活きる力になる筈です。
次の大学受験にも活きると信じられます。

来年以降の方もどうぞ「自分はやれる!」と信じて覚悟をきめて頑張ってください。2009.4

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都内私学展 

私学展

東京国際フォーラムで8/23-8/24と行われた私学展に行ってきました。

参加者がとても多かったのですが、だからと言って各校のブースで相談待ちの長〜い
行列が目立つ、という程の学校はなかったような気がします。

予習の為に車中で高校受験ガイドを見ていて興味をもった共学化したばかりのH学園、当初の
お目当てのS高校でお話を伺い、塾で勧められたK高校はパンフレットのみを貰って来ました。

併願基準や特待生選抜について伺いましたが、何の予備知識もないような状態で質問したの
に、特にH学園は熱心な先生が気持ち良く応対してくださいました。

帰り際ひとつ上のフロアから、都内の私学が一堂に会したホールを見下ろして…
「お金の心配がなければ選り取り見取りだな〜」なんて恐れ多いことを思ってしまいました。

選り取り見取りというのは正しくはないのですが、学費の心配なく子供に合った学校を選択できることは幸せなことです。

一時間弱で会場を後にし、地下鉄で別会場に向かいました。

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